岡山県の景気観測調査

 

 

岡山県の景気観測調査

(四半期ごとの調査)

岡山県商工会議所連合会による調査

■調査概要

1.調査方法   FAXによるアンケート

2.調査内容  景況のほか、生産額・売上額など10項目 ①四半期ごとに前年同期と比較 ②次期の先行き見通しを今期と比較

3.調査時期  毎年3月下旬、6月下旬、9月下旬、12月下旬

4.調査対象  県下商工会議所会員企業564社 

           有効回答数534社(回収率94.7%)

5.調査開始時期  平成10年12月

6.DI(ディフュージョン・インデックス)方式   DIは各調査項目について判断の状況を示す。 ゼロを基準として、プラスの値は景気の上向き傾向(「良い」)の回答割合が多いことを示し、 マイナスの値は景気の下向き傾向(「悪い」)の回答割合が多いことを示す。 DI=(増加・好転など「良い」の回答割合)-(減少・悪化など「悪い」の回答割合)

7.問い合わせ先   岡山商工会議所事業推進部 企画推進課   TEL(086)232-2262

■「景況総合DIの推移」

 

■令和2年10~12月期「調査結果概要」

 

「景況DIは2期連続で改善するも、感染再拡大から先行きへの警戒感強まる」

景況全体では、DI値が▲41.6となり、前期(▲49.0)と比べ、7.4ポイントマイナス幅が縮小し、2期連続での改善となった。業種別にDI値を見ると、製造業、卸売業、小売業、サービス業で改善したが、建設業では悪化した。項目別では、依然として低い水準にあるものの、原材料・商品仕入価格を除く8項目でDI値が改善した。GOTOキャンペーンにより一時的に景況の持ち直しが見られたものの、首都圏を中心とした新型コロナウイルスの感染再拡大から、先行きへの警戒感が強まっている。

 

1.景 況

総合DI(好転-悪化)は▲41.6と7~9月期に比べ7.4ポイントマイナス幅が縮小した。

業種別では、製造業、卸売業、小売業、サービス業でマイナス幅が縮小した。しかし、建設業ではマイナス幅が拡大した。

2.生産額・売上額

総合DI(増加-減少)は▲51.3と7~9月期に比べ10.2ポイントマイナス幅が縮小した。

業種別では、製造業、卸売業、小売業、サービス業でマイナス幅が縮小した。

3.受注額

総合DI(増加-減少)は▲46.2と7~9月期に比べ7.4ポイントマイナス幅が縮小した。

業種別では、製造業でマイナス幅が縮小した。しかし、建設業ではマイナス幅が拡大した。

4.原材料・商品仕入価格

総合DI(下降-上昇)は▲5.2と7~9月期に比べ0.8ポイントマイナス幅が拡大した。

業種別では、卸売業でマイナスからプラスへ転換した。しかし、サービス業ではプラスからプラスマイナスゼロへ転換、製造業、建設業、小売業ではマイナス幅が拡大した。

5.製品・商品販売価格

総合DI(上昇-下降)は▲7.4と7~9月期に比べ0.9ポイントマイナス幅が縮小した。

業種別では、製造業、サービス業でマイナス幅が縮小した。しかし、卸売業ではプラスマイナスゼロからマイナスへ転換、小売業ではマイナス幅が拡大した。

6.製品在庫・商品在庫

総合DI(減少-増加)は8.9と7~9月期に比べ2.4ポイントプラス幅が拡大した。

業種別では、製造業、サービス業でプラス幅が拡大、卸売業でプラスマイナスゼロからプラスへ転換した。しかし、小売業ではプラス幅が縮小した。

7.資金繰り

総合DI(好転-悪化)は▲24.6と7~9月期に比べ4.4ポイントマイナス幅が縮小した。

業種別では、製造業、建設業、卸売業、小売業、サービス業でマイナス幅が縮小した。

8.採 算(収益)

総合DI(好転-悪化)は▲41.7と7~9月期に比べ9.3ポイントマイナス幅が縮小した。

業種別では、製造業、卸売業、小売業、サービス業でマイナス幅が縮小した。しかし、建設業ではマイナス幅が拡大した。

9.従業員(常用)

総合DI(不足-過剰)は11.8と7~9月期に比べ4.4ポイントプラス幅が拡大した。

業種別では、サービス業でマイナスからプラスへ転換、製造業でマイナス幅が縮小、建設業でプラスで横ばいとなった。しかし、卸売業、小売業ではプラス幅が縮小した。

10.従業員(臨時)

総合DI(不足-過剰)は7.7と7~9月期に比べ5.5ポイントプラス幅が拡大した。

業種別では、建設業、小売業でプラス幅が拡大、サービス業でプラスマイナスゼロからプラスへ転換、製造業でマイナスからプラスへ転換した。しかし、卸売業ではプラスからマイナスへ転換した。

 

付帯調査

(1)2020年度(令和2年度)の採用計画に対する採用実績について、当てはまるものを下記から選んでください。

  1.計画した人数どおりに採用できた(計画以上の採用も含む)

  2.採用できたが、計画した人数には満たなかった(採用活動継続中も含む)

  3.募集をしたが、採用でいなかった。(採用活動継続中も含む)

  4.今年度は採用を実施しなかった

  5.その他       

 

 

(2)今年度の採用に当あたり、コロナ禍での取り組みや影響があればご記入ください。(主な意見)

・合同説明会でのアピールができず苦戦(岡山・製造業)

・面接2週間までの体調管理や県外などへの移動がないか等を確認した上で、来社してもらう措置を取った(岡山・建設業)

・説明会から最終面接、内定者フォローまで全てオンラインで実施(岡山・卸売業)

・飲食業等での雇止めの増加もあり、中途採用に注力(岡山・小売業)

・コロナ禍での取り組みとしては面接・会社説明会・採用内定者へのオリエンテーション等のオンライン実施。他事業種、他企業で内定取り消しが増加したなどとも報じられる中、例年より応募者も多く、採用人数も前年を上回る結果となった(岡山・小売業)

・採用スケジュールが後ろ倒しになった(岡山・サービス業)

・会社説明会はオンラインと実地を併用し、面接は実際に本人との面談を行ったが、マスク着用、入口での検温、密にならない等の対策を取った(倉敷・製造業)

・販売実績と人員のバランス見通しが悪くなり、積極的に採用が出来ない(倉敷・建設業)

・次年度の採用は控えることにした(津山・小売業)

・面接・会社説明会をオンラインで実施(玉野・サービス業)

・一次面接のオンライン化、県外の方の積極採用(プロフェッショナル人材活用)(笠岡・サービス業)

・大卒採用の会社説明会、一次面接はオンラインで実施、遠方の学生の応募が増え、予定通りの採用(井原・製造業)

・コロナにとらわれすぎて来春の学卒者の求人を出すのを忘れた(総社・製造業)

・採用スケジュールが後ろ倒しになった。会社見学者(就活者)も来なかった。そもそも社会状況がひどいので情報発信も控えた(新見・製造業)

 

■調査結果詳細 今期の調査結果の詳細は、こちらのPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。 (過去の調査結果(平成17年~)はこちら)