■ばらずし
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ばらずしは、「ハレ」の食事として、正月、節句、彼岸など機会あるごとに作られる。家によって独特の味があり、季節によって具の取り合わせも変化するが、どうしても欠かせないのがさわら。 さわらを漬けた酢で酢飯を作り、あらを炊いた汁で野菜を煮ているのが岡山風ばらずしの特徴。具にはもちろん酢で締めたさわらの切り身を使う。 |
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■こうこずし

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岡山県の日生町で、明治中頃から漁師が豊漁と漁業の安全を願って作りはじめた料理。さわらの漬け酢で味付けしたご飯に、千切りにしたたくわん(こうこ)とえんどうを混ぜ込み、上に酢漬けしたさわらと木の芽を散らして出来上がり。甘くとろりとしたさわらの口触りと歯切れの良いこうこのバランスが絶妙。 |
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